僧伽

藤澤山大光寺所蔵　法然上人像
梵字：キリーク（阿弥陀如来）

浄土宗を開宗した法然上人の姿を描いた絵。

お上人は比叡山の青龍寺の経蔵に篭り、
たくさんの経典の中から、
善導大師『観経疏』の一節を見つけられた。

[「南無阿弥陀仏」と一心にお唱えすることで
死後に極楽浄土に往生（生まれ変わり）できる]

ことに気づかれた瞬間の歓喜のお姿を表現した絵。

この後、お上人は
「ぜひこの阿弥陀様の救いを広めて、
　すべての人を救いたい。」
と思われて、比叡山を降り、伝教の道に進まれた。
これが、まさに浄土宗開宗である。


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